〜車内照明LED化(試作)〜
2006/09/25


フォグを4灯も付けたり、コーナーマーカーにまでバルブを忍ばせたり、
車内で常時(ACCオン時)インバーターが作動していたり、と、
バッテリーに優しくない事ばかりを次々とやっている上に、
おいらの96年式XJ Cherokee Limitedは、ドアを開けている間は
室内灯が全て(運転席側・助手席側・リアシート左右・カーゴルーム)点灯する。
ドアを開けたまま作業をするとバッテリー残量が心配で、作業に集中できない。
そこで、電力消費を抑えられるところは抑える工夫をしようと、
今回のLED化に踏み切りました。

今回は試作品ということもあり、製作基準をその大きさに当てました。
所定の場所に入りきらなければ意味がないからです。
その結果、LED6発仕様になりました。

今回準備したもの(運転席側車内灯用)を揚げます。

・FLUX WHITE LED 6個
・CRD(10mA) 4個
・片面ユニバーサル基板 1枚
・T-10型ウェッジベース 1個



LEDの詳細
@順電圧 Min3.0v、Max3.4v
A順電流 20mA
B光度 Min4,000mcd Typ4,500mcd Max5,000mcd(IF=30mA)
C半減角 Typ75°
D色温度 Min8,000K Typ9,000K Max10,000K
@流しても良い電圧。これを越えると寿命が極端に縮むようです。
A流しても良い電流。これを越えると寿命が極端に縮むようです。
B明るさの単位。mcd=ミリカンデラと読む。
1カンデラ=1000ミリカンデラ。数値が大きいほど明るい。
C正面で計った明るさを100として、明るさが50になる角度。
数値が大きいほど広範囲を明るく照らせることになる。
D光の色合いを表す数値。太陽光はおおよそ5500K。
数値が大きいほど白い光に見える(詳細)。


CRDの詳細
電流 10mA
ん?そんだけ? そう、そんだけ。
もっとほら、こう、ないの? うん、ないない。
そもそもCRDって?
日本語にすると、「定電流ダイオード」となります。
読んで字の如し、一定の電流量以上を流さないダイオードです。
これにより、回路に電流が流れすぎないように調整できるのです。


以上を踏まえて、回路図を考えます。

まず電圧を考えます。
車載バッテリーは12Vです。
12÷3=4
12÷3.4=3.52
というわけで上限4個で12Vを上回る可能性があります。
しかもCRDにも順電圧がありますので、LEDを4個使うとオーバーなようです。
逆に、LED1個に12Vを流してしまうと最悪その場ではじけ飛びます。危険です。
直列2個だと1個当たり6V。まだ危険です。
直列3個なら?CRDの順電圧を考えるとベストのようです。

次に、電流を考えます。
LED詳細の表にあるとおり、このLEDに流れても良い電流は20mAです。
CRDで電流を制御しましょう。
今回準備したCRDは10mAですから、2本束ねて並列にして回路に入れます。

まとめると、一つの直列回路内にLEDが3個とCRD2個が並列に入ることになります。

冒頭で述べたように、今回の製作の基準はその大きさに焦点を当てています。
準備したLEDやCRDなどを車内照明に納めるには、
スペース的に十分なゆとりができました。
明るい方がよいのでこの回路を2組同時使用することにしました。

以上をまとめると以下のような回路図になります。




さっそく組み立ててみよう。

片面ユニバーサル基板は予め穴が開いているので非常に楽です。
回路図の通りにはめ込んでいきます。


回路図的につながっても問題のない線同士は
寄り合わせて止めてしまいます。


裏から見たところ

ここまで来たら半田付けします。

バッテリーにつないでみよう。緊張の瞬間。


とってもまぶしく輝きます


車内灯にセットしてみました


従来のノーマルバルブの明るさとの比較

色がほぼ真っ白なので色に温かみがありませんが
実用上問題ないレベルの明るさがあるといえるでしょう

夜になってから、今回設置したLED1灯のみを点灯させて車内を撮影してみました
もちろんフラッシュはナシです


別ビュー


結論

明るさに不満があるとすればそれは色に温かみがないためで、
地図や文字が読めないようなことはありませんでした。
助手席側にも施工すれば、フロント側の車内灯としての明るさは
十分なものになるだろうと確信できます。
なるべく早くに車内灯を全てLED化しようと思います。





おしまい





当サイト内の文書・画像の一部または全部の無断転載を禁じます。
(C)yama 2006 all right reserved